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本の存在

ずっと暗いトンネルの中を彷徨っているような感覚だったころ、
私のこころの拠り所は読書と映画だった。

妊娠へ向けて仕事の形態を社員からパートに切り替えたのが2年前の8月。
それから時間にも余裕が出来て、学生時代から好きだった本に没頭するようになった。
私は特に好きなジャンルはないので、いわゆる乱読で次から次へととにかく読む。
本を買っていると、だんだん家の中がえらいことになってきたので、とても欲しい本以外は
図書館で借りて読むようにしている。

夫はそんな私を心配していたみたいだけど、そのころの私には本が必要だったのだと思う。
救われたというと大袈裟かもしれないが、本がなかったらどうしてただろうと想像すると
恐ろしい。。。

ビッグイシューというホームレスを支援する雑誌があって、月に2度、私は決まった人から
購入するようにしている(その人の話はまた後日)。
先日購入した10/1号は本の特集で、作家の石田衣良さんが

「本を読み続ける」ことは必ずあなたの人生を変えるのです。
だから、すぐに目の前が明るくならなくても、辛抱して読んでください。
その暗がりの過程にも、きっとたのしいことはたくさん待っています。


と書いていたのが、とても印象的だった。
「間違ってないんだよ」と言われたみたいで、単純にうれしかった。

最近好きな作家は伊坂幸太郎さん。
もともと好きだった斉藤和義(せっちゃん)さんのファンだと知って、どんな作品
なのか気になったのがきっかけで、今ではすっかり虜に(笑)。
『アヒルと鴨のコインロッカー』『死神の精度』『グラスホッパー』辺りが好き。

ミステリー作家ということだけど、ミステリーよりももっと深い気がする。
必ずひねりが効いていて、良い意味で裏切られるというか、予想とは違う何かが
待っているので、不思議な爽快感がある。
あと、他の作品の登場人物やことばが出てくるのも面白い。
なので、伊坂作品はなるべく購入した方が良いかも。

これからもジャンルに拘らずどんどん読んでいきたい。

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Commented by cocchiy at 2007-10-28 22:18
acoさ~ん、こんばんは☆
acoさんにとっての“本”は“救い”だったのですね。
私も、長くて暗いトンネル状態の時がありました。。。
私にとっての“救い”は“自然”でした。
ちょっと、違うかも知れないけど、太陽や、新緑や海、風、月…
でした。自然の素晴らしさが無ければ、完全にうつだったと
思います。。。(暗~…m(__)mスミマセン)
私も秋の夜長に読書…始めてみようかな~?!

これからも、よろしくお願いします♪
Commented by aco-007 at 2007-10-29 15:09
cocchiyさん、こんにちは☆
さっそく来てくださってありがとう!
cocchiyさんは自然に癒されたんですねー。
ヨガをしていると自然や宇宙からパワーをもらってるって実感する
ときがあるんです。自然の力って偉大ですよね!

読書は、秋の夜長にぜひ★
こちらこそ、これからもよろしくお願いします。
by aco-007 | 2007-10-20 23:03 | 読書 | Comments(2)

深呼吸して 力を抜いて


by あこ