うれしい変化

病気になってから母はずいぶん愚痴っぽくなった。
仕方ないとは思いながら、寂しさはもちろんあって。
これまで母が不平不満を口にすることはほとんどなかったので、兄も久しぶりにこちらに来たときは驚いた様子だった。

それが最近、主治医の先生や看護師さんに優しくされてうれしいと感謝の言葉を口にするようになった。
ずっと葛藤があったんだろうな。
そりゃそうだよね。。
母の変化が周りの人にも伝わるのか、みんなとても親切だし優しい言葉をかけてくれる。
いや、前からそうだったのに気づかなかっただけなのかも。
みなさん忙しいのに、よくしてもらってありがたいことです。

苦しみは当人しか分からないことだから、なんとも言えないけど、わたしとしては素直にうれしい。
どんなことでもしてもらって当たり前じゃないから。

わたしにできるのは寄り添うくらいで、どれだけ無力なんだろうって落ち込むときもある。
がん関連の本を読むと「専門的なことはプロに任せる。家族はただ寄り添うだけでいい」と書いてあって、ああ、それでいいんだって。
母が頼りにしてくれていると、とにかくうれしくて。
頼られる立場になるなんて、こどものときは考えもしなかった。

そんなこと言っていても、いまだに「しっかり食べてる?」とか「朝晩は冷えるから気をつけてね」なんて逆に心配されているのだけれど。
今日なんて病室入るなり、「しんどいの?」って聞かれて。
なんでもお見通しなんだなー。
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by aco-007 | 2013-10-14 23:28 | 気持ち | Comments(0)

来たるべき日々を余すとこなく見据えたいんだ


by あこ
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