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読書録と映画化

一応記録として。
なんか暑いとペース落ちますね。

『無銭優雅』山田詠美 
時々読みたくなる山田詠美さんの作品。
年齢的にも主人公達とそう変わらないわたし。
親のこと、ほんと考えます。
いつまでもいるわけじゃないんだなと。
でも、こういう相手がいればいいですね~。

『男と点と線』山崎ナオコーラ
これは短編集でした。
あまり好みじゃないのもありましたが、全体的に異国の雰囲気もあって
それぞれが引き立てあっている作品です。
シュヴァルの理想宮はこの作品ではじめて知ったんですが、有名なのですね。

『ダブル・ファンタジー』村山由佳
以前読んだインタビューで、ほとんど想像していた通りのストーリーでした。
主人公のモテっぷりがすごいですね。
まぁ他にも思うことはいろいろありましたが。
共感というかすごく分かると思ったのが、「母の娘」という言葉。
確かにこれってあるよなぁ、と。

『再婚生活』山本文緒
ずっと読みたいと思っていたけど、忘れていて今頃読みました。
復活作の『アカペラ』を先に読んでいました。
昔から好きだった作家さんがうつになっていたんですよね。

周りに支えられて再生していく日記。
すごくしんどくなるところがある(特に始めの方)けど、読んでみてよかったです。
最後の方は快方に向かっていて、わたしまで嬉しくなりました。

他にも数冊読みましたが、省略します。

ところで、吉田修一さんの『パレード』が映画化されるんですね。
これが映画化されたら面白いだろうなと思っていたので、
ついにきたかーという感じです(^^)
芥川賞をとった『パークライフ』より、こちらの方がインパクトあったし。

だけど。
小説の映画化って小説のファンからすると、やはりそれぞれイメージがあって
それを越える作品にはなることはないだろうという気がするんですよねー。

今日のありがとうは、お盆なのでご先祖さまに。。。
by aco-007 | 2009-08-15 11:51 | 読書 | Comments(0)

深呼吸して 力を抜いて


by あこ